SSブログ

一人じゃないって素敵なことね~@2004年7月29日 [助産院出産体験]

忘れないうちに出産の詳細を書いておこうと思ったんだけど、
びっくりするくらい記憶がないことに気づく。
こうしてまた痛いことを忘れて次の子をつくっちゃうのかなぁ~?
とりあえず、記憶に残っていることを書いておこうっと。

12時前に私を助産院に送り届けた母は姪っ子の昼ご飯やら何やらで一端家に戻って行った。
13時半くらいに家に居る母に助産院から電話がかかってきたらしい。
今にも産まれそうだから早く立会いに来て欲しいみたいな感じでかかってきたと言う。
助産院の先生たちの読みでは15時くらいに生まれそうだったんだと思う。
なので、姪っ子の15時のミルクの用意もせずに母は姪っ子とビデオを抱えて駆けつけたのだった。

ほんとに姪っ子ちゃんのおかげで和んだ~。
陣痛の合間は姪っ子ちゃんに話し掛けながらリラックスできた。
陣痛の辛い間は助産師さんたちのケアのおかげで、もちろんもんのすご~く痛いんだけど、気持ちよかった。
どんなケアをされていたのかは自分ではよくわからなかったんだけど、
お灸やらアロマオイルやらたくさんいろいろしてたらしい。
母いわく肛門をお線香みたいなので炙ってたとか、、、。
それがすごく気持ちよかったんだよなー。
あと誰の手かわからないけど、腰をさすってくれてそれもすごく気持ちよかった。
何よりも♪一人じゃないって素敵なことね~♪と思った。
これが普通の産婦人科じゃ分娩台で大またひらいて仰向けで、
せいぜい汗拭いてもらうくらいしかできないわけでしょ?
つーか、臨月仰向けになることすら苦しいのに、そんな体勢で産めだなんて酷なことこの上ない!
考えてもみて下さい。お腹が痛いときに仰向けになる人なんていないっしょ?
お腹に手を当てて丸くなりますよね?
分娩台はあくまでお医者様が医療措置を行うのに都合のよいようにできているんだろうなと思う。
もっと産む人の立場になってくれ~って感じ。

とにかく色んなケアを受けたことは覚えてるけど、時間は全く覚えてない。
うっすらと3時半、4時半くらいのイメージが記憶に残ってるかなぁ、、、。
とにかく陣痛のピークの時は体中がこわばって声が勝手に出て、
それがふっとなくなってぐったりする間欠期の繰り返し。
でも確実に凜ちゃんは産道を進んでいたらしい。
カルテによると15時半くらいから凜ちゃんの頭が見えてきたらしい。
17時8分に発露←凜ちゃんの頭が出てきたということ。
「凜ちゃんの頭が出てきたよ~。自分で触ってごらん」といわれたので、手をやるとぷよぷよしたものがそこに!
おぉ~~~!凜ちゃんもそこまで来てるのね~!!
がぜんやる気!!
助産師さんたちがみんなでいきみ方をリードしてくれる。
「喉を詰めたらいかんよ。『はー』ってするとよー!」と言われるんだけど、
「は~~~~」がすぐに痛みのせいで「はあぁぁ~ あ゛~~~!」となり、
「それじゃ凜ちゃんに酸素がいかんくなって凜ちゃんが苦しくなるよー」と言われてしまう。
何て言うか、こう、ほんと自分の思うとおりにならない。
ひたすら痛みに任せて勝手に声が出ちゃうのよぉ~~~って感じ。
体勢は横向きだったり四つんばいだったりと適当に助産師さんが声をかけてくれて
ちょこちょこ変えてみたけど、最終的には四つんばいが一番よかった気がする。
四つんばいといっても、小さな机にクッションが置いてあって、それにしがみつくって感じだったかな。
ダンナに立ち会ってもらえたなら、きっとダンナにしがみついたんだろうな。
頭が出た段階で体操座りのややリクライニングした感じに体勢を変更。
おぉ~!凜ちゃんの頭がそこにある!!見えるよぉ~~~!
もうすぐ凜ちゃんに会えるんだね!!

「お母さん、ビデオビデオ!!撮って撮って~~~!」とここからビデオ撮影開始。
母は姪っ子を抱きつつ、ビデオ撮影と奮闘。
後で母曰く、「初めて触ったビデオでしかも1歳のよく動く孫を見ながらの
撮影やったっちゃけん、これだけ撮れとったら上等やろぉ~」とのこと。
確かに途中「何撮ったん、これ?」という映像があった。
それは姪っ子ちゃんを捕まえたりしてたからなのね。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。