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ちょっと真面目に食のこと@2006年9月11日 [料理・食材のこと]

この前おとーしゃんから「この本Amazonで注文しといて~」と言われて
ついでに私も読みたいなと思っていた本を購入。

何を買ったかと言うと,,,
食品の裏側―みんな大好きな食品添加物










この本,以前陽ちゃんがオススメです!って紹介してくれてたんだよね。
気にはなっていたものの,
立ち読みしたくてもまず本屋に行くような時間がなければ当然古本屋にも行けず…(^▽^;)
というわけで,おとーしゃんの注文した本に便乗して買っちゃった。

内容については,助産院通いを始めてから色々勉強させられた(苦笑)おかげで
正直目新しいことは少なかったけど,
色んな食品の原材料に入ってるのでず~っと何だろう???って気になっていた
「たんぱく加水分解物」と「果糖ブドウ糖液糖」の正体を知ることができたよ。
読んでみて著者に共感が持てる本でした。
ただ,食品添加物を批判してるだけじゃない。
自らの経験を元に食品業界の裏側を教えてくれている。
当たり前だけど,物事にはメリット・デメリットがあるということ。
本当はその両方を知った上で判断すべきなんだろうけど,
現代は否応無しに食品添加物に囲まれて暮らしている。
それも,知らずに摂取していることも多々あると。
知っていれば知っているなりの対応ができるんじゃないかと。

共感できたのは食に対する意識のところかなぁ。
うちのど田舎ですら,半径2km内にコンビニが2軒。
まさにコンビニエントな世の中になっているわけだけど,
なぜそんなにコンビニエントなことができるんだろうね?
それはやっぱり食品添加物の恩恵に与ってる部分は大だろうねぇ。
でも,ホントにそれでいいのかな?
いいのかなというのは,身体への影響しかり,精神への影響もしかり。

うちは幸い?農家でモノが作られる過程を目にすることができる。
食べ物は一朝一夕にできるんじゃない。
おコメを,野菜を作るってこういうことなんだってのを目の当たりにすることができるし,
当然その苦労も目にする事ができる。GWの田植えとかさ~(苦笑)

植物にしろ動物にしろ,それぞれが生命を持っていて,
私たちはそれらの生命をまさに「いただいて」生きている。
お食事をする時のご挨拶「いただきます」はそういうこと。
とっても美しい日本語だと思います。
今日食卓にあがった命に対して「いただきます」
今日食卓にあがった命を手間隙かけて作った人に対して「いただきます」
料理を作った人はもちろん,その素材を作った人に対する感謝の念。
そういう感謝の念というものがこの言葉に入ってるハズ。
食品添加物はそれをすっかり忘れさせてしまう気がする。
そうすると,尊い命をいただいているのではなく,
ただのエサを食べているというだけになってしまう。
これじゃ当然感謝の念なんて出てこなくなっちゃう,,,。
身体だけじゃなく精神も蝕まれてしまうような気がする。

助産院に通い出してから,そして母乳育児をやってみて,
改めて人間の身体は食べ物からできているって実感したんだよね。
私が小松菜を食べると,私の母乳を飲む凜ちゃんのウンチは緑色になるし,
ひじきを食べたら黒くなる。母乳はうっすら白い色なのにね(笑)
それを見た時,本当に私は食べ物に気をつけてこの子を育てなければ!と思った。

食品添加物だらけのモノを食べたら,身体はそれでできあがるということ。
どちらがいいかなんて愚問。
そんな得体の知れないもので身体ができていいんだろうか???
法的規制はクリアしてるからいいとかいう問題ではないはず。
だって時間がないからしょうがないじゃん?一から作ってらんないもん。
しょうがないで済まされる問題でもないはず。
私は自分がフルタイムで働いていても,自分と愛する家族は守る。
改めてそう思わされる本でした。
台所を預かる人,子育てに関わる全ての人に一度目を通して欲しい本だなぁ。

≧(´▽`)≦アハハハ
久々に熱く語ってしまいましたわ。すんまそ~。

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コメント 6

本当にそうですよねぇ… 家族の健康を預かる主婦って、
実はとっても責任重大。豪華なもの、珍しいものを作ることより、
安心・安全な食材を使って食べ物に感謝する心を子供に伝える
ことの方がはるかに大事だなぁと思います。
by (2006-09-12 11:48) 

陽

ホント、Pinguさんのおっしゃるとおり!!
台所を預かる人、子育てに関わる全ての人、コンビニ族な人・・・
全ての人に読んでもらいたいですよねぇ。
読んで判断するのは一人ひとりだけど、
情報として知っておくべきだと思います。

pinguさん家の食卓はうらやましいですね。
ウチも私の母の家庭菜園のモノをイロイロいただいてますが、
ホント感謝です。
by 陽 (2006-09-12 12:10) 

momo67

ほんとに『身体は食べたもので作られてる』ってことですよねー。
以前から多少は気をつけてたけど、王子が生まれて更にもう少し
気をつけるようになりました。
でも、最近はジャンクなものを食べる日もあったりしますが(汗)
うちはお野菜等入手できないので、コープさん御用達です。
少しは違うかなーと。。
国産小麦使用してるものもそれなりにあるから、ちょっとは安心かな。

そして「いただきます」という言葉。
まさに『命をいただきます』(って、書くとちょっとこわい? 笑)という
意味も含まれてますよね。
少し前に、給食を食べるときの「いただきます」を子供に言わせるなと
いう親がいるというのを何かで読んで「はぁ?」と思ったのですが。
それが「給食代払ってるから」というんだからなおびっくり。
そういう問題じゃないですよねぇ。。

この本は気になってたので近いうちに読んでみます。
by momo67 (2006-09-12 12:39) 

jojo

とっても、関心がある内容でした。以前、自分のブログに、日々考えている食品やそのほか身体に触れるものの添加物のこととかを書きたいなあと思って、書き始めたのですが、まとまらなくなってしまってボツにしたことがあります。今の世の中、気にしていると、正直、お金もかかるし、きりがない。でも気にしないわけにはいかない・・・本当にいたるところにたくさんあるから。昔は、こんな風に気にしなくても安全なものが手に入ったのでしょうかね。娘が産まれてから、ますます「安全・おいしい」が気になる日々です。
by jojo (2006-09-12 13:38) 

なあママ

うちの近所、徒歩3分以内にコンビニ5件。。。
でもめったに行かなくなったよ。
働いてる時はけっこうお世話になってたけどね。
最近はスーパーも、近所より少し遠くのいい素材を扱う店に行ってるな。
リンベエ産んだおかげ+病気のおかげで、食生活の大事さに気付いた私。
by なあママ (2006-09-12 13:55) 

pingu

◎のんのんしゃん,ホントにそうですよねぇ。
何を食べるかで体調が変わるわけですから。
考えてみればやはり私も食に気を使うのが当たり前だと思っていたのは
自分の母がそうだったから。やはりこういうことは言わずもがなで伝わるものですね。
しっかり子どもたちに伝えていかねばと思います。

◎陽ちゃん,ようやく読んだよ~。
私的には同じ福岡人のお調子者のノリがおもしろかった(笑)
基本は本物の調味料で信頼できる食材を調理して食べるってことでしょうね。
農家に嫁いでヨカッタ,,,とちょっと思いました(笑)

◎momo67さん,本によると,たんぱく加水分解物は自然派食材にも
進出し始めているそうですよ~。怖いこわ~い!
今も既に食品添加物からは逃れられない生活をしてるわけだから,
どこで自分が納得して知った上で共存するか,これだと思います。
ぜひ読んで見てくださいね。
そうそう,「命」だからこそ「いただきます」って言ってるんですよね。
本当に美しい日本語だと思います。でも知らずに使ってるヒトも多いんでしょうね,,,。
残念なことです。

◎jojoさん,この手の記事は書き出すと止まらなくなりますよね~。
私もくどくならないようにと書いては消し,消しては書きしました(笑)
そのうちエントリしてみて下さいね。ぜひ拝読させて下さい。
昔は自給自足+物々交換みたいなものだったでしょうから,
まさか食べ物が危険な時代になるとは想像もしてなかったのでは???
まぁ,我が家のような農村地帯は未だに自給自足+物々交換で
日々の食卓がほぼ成り立ちますけどね(笑)

◎なあママしゃん,私も一人暮らしだった頃はコンビニにお世話になったこともあったよ~。
やっぱり子どもってすごいよね。そういう生活を一変させちゃうんだもん。
どこかで人間の細胞は4ヶ月もあれば全身入れ替わるって書いてあったような,,,。
なあママしゃんもホントに大変だろうけどく( ̄△ ̄)ノガンバレェェェ!!
by pingu (2006-09-13 13:02) 

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